こういうのもありなのね
三井美術館の会員になったのは、上京した当初茶道関係の展示が多
かった(国宝卯の花も所蔵だし)のと、比較的行きやすいと思ったから。
そんな中、夏休みの時期、怪談の時期でもあるせいか、私的にはエ~~ッ
という企画展示を開催中。
映画の後、来たついでにと出かけてみました、その名も
「地獄絵ワンダーランド」。
まず度肝をぬかれたというか、びっくりしたのは、第1章「ようこそ地獄の
世界へ」は水木しげるが描く、地獄図。
八大地獄図ということですが、仏教にも水木しげるにも疎い私なので、何の
ことやらわからず、おどろおどろしい絵と解説を交互に見て、でも??の部分も。
さらに地獄は六道のひとつで、地獄の構成メンバーは閻魔大王だけでなく、
十王とよばれる10人の裁判官がいて・・・。
もう頭の中も目も地獄のイメージがあっちに飛んだり、こっちに飛んだり。
そして第4章「地獄絵ワンダーランド」で展示の「地蔵十王図 紙本着色」は
江戸時代に描かれてとのことですが、色や描写がキッチュで現代画だと
言われても、納得するかも。
案内には「日本人が抱いてきた死生観・来世観を辿る・・・」と書かれて
いましたが、お茶のお稽古の替わりと思っていた私にはかかなり異質
であり、また私の知識の無さを思い知らされた展示でした。

地獄の奥深さを垣間見ました

にほんブログ村
スポンサーサイト