切ないですね
昼間でもあまり出歩かないようにすると言った、その舌の根の乾かぬ内にターミナルに出掛け、友人と遅めのランチ。
場所はそれでも以前利用したことがあり、席の間隔がゆっくりとしているのを確認しているお寿司屋さん。
その友人は横浜の奥から出かけて来て、茨城のはずれまで出かけた帰り道。
お見舞いに行きたかったけれど、入院中はコロナ禍のため面会禁止で、それが叶わなかった以前勤めていた会社の先輩。
末期がんでこの数日だけ自宅に帰ることを許されたとの連絡を受け、ぜひにでもと30分ほどお目にかかって来たとのことでした。
入社時に一から手取り足取りで教えてくれた、尊敬する先輩とのこと。
余命宣告をされていて、たぶん今回が最初で最後の会えるチャンス。
会えただけでも、よかったねとは言って慰めたものの、聴いて切ないですね。
帰る電車の中で、高校時代の先生からメールが届きました。
年賀状終いをするから、メルアドの分かる人にはもう少し近況を伝えたくてとの内容でした。
当時大学院で研究をしつつ時間講師としていて教えていた先生で、大学進学や学部移行の時にいろいろ相談に乗ってもらいました。
それ以来、年に1~2回の手紙のやり取りをしていましたが、昨年脳梗塞を発症したと聞いていて、心配していました。
幸い早期治療とリハビリで、後遺症もほぼないとの元気な文面で、大きなため息、ひと安心しました。
たぶん、友人の先輩と先生は同年配。
いつまでも教え導いてくれた先輩がいると思い込んでいましたが、それは幻想、もうそんな時期は過ぎてしまって。
今や同期や後輩さえも去って行く時代。
会いたい時に会って話をする、それさえも自由に出来ない今を思うと、本当に切ないです。

内容にふさわしいとは思えない写真ですが、ため息をつきつつ食べたランチセット。
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