FC2ブログ

読了「粛清」、「晴れときどき猫背 そして、もみじへ」

2020年10月18日
日々 6

粛清」、最初の部分はやたらに文字が多くて、登場人物の名前とその相互関係(紹介ページなし)、さらにその当時のエストニアの状況理解に戸惑ったけれど、エンジンがかかれば快調に読み進み熱中して歯科医の待合室で読了。

ロシアからの独立、独ソによる侵略、支配、そして再度の独立等の外的要素の影響を受けながらも生き抜いた女性を主人公とした、あくまでもフィクション。

家族も夫も敵対側かもしれない中での偏執的とも言えるほどの愛をひとりの男性に抱いた女性の決断。
最後の機密文書で明かされる外的事実。

日本のように、海など地理的に容易に越えられない明確な国境線がある国はむしろ少数。
フィクションではあるけれど、独自の文化と言語を持ちながらも、周りの列強に侵略、占領され続けた歴史を持つヨーロッパの小国を舞台とした重いけれど、考えさせられるミステリーでした。

で、歯科受診の帰り道に何か手頃な読み物をと、以前よく使っていた図書館に寄って手にしたのが、「晴れときどき猫背 そして、もみじへ」。
ずっしりとしたものを読んだ後は軽い読み物がいいかなと思ったのと、表紙のニャンコ(もみじ)が何とはなしにノエルに挑んだ子に似ていて気になったネコと動物に関するエッセー。

時代的には2000年前後、房総の海岸沿いの街の山間部での田舎暮らしとネコや動物との生活。
野良猫ってそこまで多くいたのか、避妊はやっぱり躊躇するのかと、軽いと思っていたものの、生きものと共に暮らす結構シビアな、でもかけがえのない日々について綴られていました。

村山由佳さん、作品そのものはまだ読んだことがありません。
でももみじシリーズがおもしろそうなので、今度は近所の図書館にその続きの「楽園のしっぽ (文春文庫)」を早速予約です





ターミナル駅で見かけて、買ってしまったホールのモンブラン。
和栗とイタリア栗のミックス部分でお茶をしつつ、読書でした




いつも応援ありがとうございます!!
 にほんブログ村 ライフスタイルブログ 穏やかな暮らしへ
人気ブログランキング      にほんブログ村

スポンサーサイト



スミレ(小紫)
Admin: スミレ(小紫)

山好き、犬好き、読書好きの理系女。時折産業翻訳をしつつ、ゆったりと人生のたそがれ時を過ごしたいと心がけています。

Comments 6

There are no comments yet.

ぺるしゃ。  

おはようございます。

読書家で、有意義なひと時をお過ごしのようですねー☆

あたいは、モンブランにしか興味がござりませぬー☆
今日は、母親から「お駄賃」もらったらケーキゲットしようかな。。。あはは。。。(いつまでも小学生気分ザンス♪)

2020/10/18 (Sun) 09:16
スミレ(小紫)

スミレ  

To ぺるしゃ。さん

ぺるしゃ。さん、ありあがとうございます。
読書家というか趣味が読むことなんです。
音楽を聴くこともいいけれど、それだけで何もしないと、
手持無沙汰だし、お茶も中断だし・・・。

モンブラン、通年食べられますが、やっぱり旬の時期は格別です。
ケーキ、いいですね💛

2020/10/18 (Sun) 18:45

まるたけ  

病院の待合室、とかそのテのたぐいのスペースって妙に読書が
はかどりますね。私の場合、家では全然ダメです。近所のスーパーの
お茶コーナーで黙々と読むほうがまだいいかな、くらい。
モンブラン、オットの大好物です。もちろん私も好き。
村井さん、まだ読んだことがないかも。

2020/10/19 (Mon) 04:39
スミレ(小紫)

スミレ  

To まるたけさん

まるたけさん、ありがとうございます
そうなんです、待合室とか、乗り物の中。
このごろはコロナの影響かお出かけしてらだいたい座れて、
そうしたらいい読書タイムになります。
でも、夢中になって乗り越しそうになったこともあり、夢中に
なり過ぎるのは要注意です(笑)

村井さん、小説とエッセーのキャラが違い過ぎてビックリですが、
エッセーは引き込まれて、全冊よもうと思っているところです。

2020/10/19 (Mon) 16:58

amethyst  

エストニアの旧市街を回っているとき
こんなにも愛らしい街なのに、戦争中の記事を
町中に写真付きで掲げていてアンバランスな気がしました。
でもそれは私の大いなる勘違いなんでしょう。
そんな中をかいくぐった人たちのアートや
手作り品は温もりがあって惹かれました。

ついでにバルト三国のうちのもう一つ別の国、
リトアニアの教会での人々の祈る姿や
十字架の丘の風景、胸にせまるものがありました。

軽めの小説で心も小休止。
モンブラン、美味しそうです~

2020/10/19 (Mon) 23:21
スミレ(小紫)

スミレ(小紫)  

To amethystさん

amethystさん、ありがとうございます。
エストニア旅行の写真を見せていただきなが、本を
読み進めると、より情景がイメージされてきました。
人口130万人の小国で、侵略に遭い、でもアイデンティティと
文化を持ち続けていく、私もいつか訪れたい国です。

ミステリーそのものが占領の歴史の中にあり重苦しい雰囲気
だったので、エッセーで少し小休止しています。

2020/10/20 (Tue) 06:37