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クセになる

2020年02月07日
お出かけ 0

この間映画で時間潰ししようと思っていた時に気になったのが、この「9人の翻訳家」。
やはりTVにかじりついて観ていた「ダウントン・アビー」にはしたものの、翻訳家というのと、「あなたはこの結末を誤訳する」という何とも挑戦的なキャッチコピーがどうしても気になって、やはりこちらも観に行ってきました。

ダ・ビンチ・コードシリーズの翻訳をする際に翻訳家を一堂に集め、内容が漏れないように秘密裡に行ったのをベースにしたミステリー。
フランスのヒットシリーズの第3作目を翻訳するために集められた9人の翻訳家
漏れないはずの内容が漏れて・・・、テンポのいいストーリー展開で付いて行くのが、大変。
いずれにしても詳細は、見てのお楽しみで
でも小説に対する愛情あふれる作品でした。

で、気になった点、がふたつほど。

ひとつは「翻訳家」と「翻訳者」の混在というか、字幕が少し混乱したと思われる点。
私も含め、実用翻訳をしている人の多くは黒子で「翻訳者」だと思っている。
誰が訳くしたものか、明らかになっていない。
対して「翻訳家」はきちんとその旨本なり、字幕に表示されている。
今回の映画はタイトルでは「翻訳家」となっているけれど、映画の字幕で「翻訳者は透明人間のような存在。その名は、誰の記憶にも残らない」というシーンがあって、え~ぇってなってしまいました。
そうなの!?
確かに翻訳者ならそうかもしれないけれど、例えば文学作品などは、この翻訳家さんが訳したのだから読みたいと手に取った本が何冊もあります。
集まった彼らも翻訳家としてのプライドと気概を持っていたのでは思うのですが。

「家」と「者」、使い分けが必ずしもクリアじゃないですよね。
通訳者とは言うけれど、通訳家とは言わない、黒子だから。
音楽家とは言っても、音楽者とは言わない。
冒険家と冒険者も何となく分かる。
じゃ~、経営者はどうなのよと突っ込まれましたが、使い分けが不明確としか言えない・・・。

もうひとつ気になったのが、全世界同時発売するために9か国の翻訳家が集められた設定になっていますが、アジアからは中国語の翻訳家のみ。
デンマーク語やギリシャ語の翻訳家もいるのに、日本からはなし。
本を読まなくなったのは日本だけの風潮じゃないと思うし、人口的にも多いはずなのに、やっぱり極東の日本はヨーロッパから見ると、はずれのはずれなのかな~と、かなりヒネてしまいました。

以前書いた「男と女 人生最良の日々」ももう上映されているみたいだし、映画って1回観だすと、クセになってしまいます








どうも熱しやすくて・・・・
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スミレ(小紫)
Admin: スミレ(小紫)

山好き、犬好き、読書好きの理系女。時折産業翻訳をしつつ、ゆったりと人生のたそがれ時を過ごしたいと心がけています。

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