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ベルリンは晴れているか

2020年01月10日
本の虫 0

ベルリンは晴れているか」、借り出して2日ほどで夢中になって読み続け、読了しました。





すぐに感想をとも思ったのですが、思っていたのとはかなり違ったストーリー、でも惹かれて、頭の中がしっかり整理出来ず、数日が過ぎてしまいました。

ほかのレビューでも書かれているけれど、日本人が書いたとは思えないほど当時のドイツの状況が克明に描かれ、空気感が漂って来る感じ。

朗読者」や、とある会合で出会った参加者の方から勧められた「ヒトラーの娘たち――ホロコーストに加担したドイツ女性」を読んで、あるいは「ゲッペルスとわたし」を観て、消極的であれ、積極的であれナチスに、ホロコーストに加担した女性たちがいたのを実感し、さらにその当時の女性たちのことを知りたいと思ったのが、この本を最初に書店で手に取った時の気持ち。

実話ではなく、ドイツ語からの訳でもなく、でもち密な調査をした上で日本人作家により書かれているミステリー。
戦火のベルリンで辛苦をなめながらもひとり生き延び、アメリカ軍の食堂で働いていた17歳の少女が巻き込まれた恩人だった人の殺人事件。
当初は犯人ではとも疑われ事件の起こったソヴィエト管理区に連行され、何とか身の潔白を示そうとして成り行きから甥の青年に知らせるために近郊の町行くことに。
その道中で彼女の身にさまざまなことが起こって。

1945年7月現在の彼女と、ナチス化してくドイツの各時代での彼女が交互に描かれています。
ナチスに協力しなければ生き延びれなかった状況、ナチスにより抹殺された大事な家族や隣人のこと、さらには敗戦による困窮した生活、戦勝国による国のベルリンの分断とそれに振り回される人々など、さまざまなモチーフが散りばめらた作品。

何故そこまで伝えに行くのか、何故そんなことをしたのか、殺人事件は端緒であり、メインではないetc、納得出来ないというか消化し切れないところも。
タイトルが一見、暗号のようにも思えていましたが、読後はすんなりとベルリンは晴れているよねと言えそうな、そんな未来を予想させる人々がいることを感じさせてくれました。

やっぱり主人公は私たちがイメージする真面目で実直なドイツ少女と思うのは、私の頭が古過ぎ!?




かなり支離滅裂ですみません・・・・
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スミレ(小紫)
Admin: スミレ(小紫)

山好き、犬好き、読書好きの理系女。時折産業翻訳をしつつ、ゆったりと人生のたそがれ時を過ごしたいと心がけています。

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