今年最後の歌舞伎に
この間今年最後の歌舞伎に行って来ました。
演目は「通し狂言 増補双級巴―石川五右衛門―」、吉右衛門演ずる
石川五右衛門の四幕九場もの。

いつもは一番安い席ですが、今回は1階の真正面、花道も見えるよい
ポジション


五右衛門は天下の大盗賊だとは知っていても、詳しいことは皆目知らず
で、場の変化、ストーリーの変化に付いていけない時があったものの、新
体操選手並みの殺陣があったかと思うと、その生い立ちや、家族との情愛
なども細やかに描かれて、分からないなりに楽しめました。
特に今回は千穐楽、多分これが吉右衛門の最後の演技になるだろう「葛
籠抜け」の宙乗りもしっかり見られて、満足満足の1日でした。

出かけるときは出来るだけきものにしていますが、やっぱり引っ張り出す
のは着やすくて、着崩れしない紬。
札幌できものに興味を惹かれた最初期に小槌や宝尽くしの絞りが気に
入ってついつい買った1枚です。
来年こそもう少し着たい


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