柿右衛門の狛犬がキュート💛
アップが前後でズレて申しわけありません

浅草のレッスンの後、急ぎ出光美術館に行き、最終日の「色絵 Japan
CUTE !」を見てきました。
色絵の茶道具や食器はあまり好みではないのですが、ほかの美術館で
見たポスターのポップな色合いに惹かれ、招待券があるよとの友人から
の誘いについフラフラ乗ってしまいました。
展示品は古九谷や柿右衛門、鍋島や、また京焼の色絵の焼き物だけ
でなく、色絵の素材としている花鳥風月をモチーフにした屏風や硯箱等
もあり、色絵の幅の広い活用が印象的でした。
面白かったのが、海外に輸出された磁器のデザインがヨーロッパの高名な
窯で模倣され似たようなデザインの作品が作られていて、これらがオリジ
ナル並行して並べられ展示されていたこと。
これを「伝言ゲーム」と説明していましたが、似ていながら少しだけ違う。
もしかしたら、日本と同じもの(花や鳥)がないのか、感性の違いなのか
などと想像しながら変化を見て行くのは、ことのほか楽しく感じられました。
今回一番の発見は柿右衛門の色絵狛犬

白い肌の全身に水色やオレンジ色、緑色などの水玉の模様が入り、口元
は笑っている。
これまたポップな感じで、怖くない愛嬌のある体で、cuteを表現していました。
なかなか写真が見つからなかったのですが、こちらのブログに載っておりました。
色絵というとどうも濃い緑色、茶色をイメージしてしまいますが、板谷波山の
パステル調の淡い色調の作品も印象的でした。

写真が撮れなかったので、パステル調のビオラを

遊びすぎです


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