煙たいけれど、面白い
家にいる時は本を読むか、アマゾンプライムやWOWOWで映画やドラマを観ています。ブラウン神父をシリーズ2の途中まで観ましたが、イギリスにおけるカトリックや事件の結末に絡む宗教的色彩がどうもしっくりこなくなって、途中放棄。その代わりに観出したのが「ザ・ゲーム」。冷戦下のイギリス、MI5のエージェントのジョーが、ロシアKGBの仕掛けたガラス作戦を解明し阻止すべく活躍するストーリー。と聞くと、どうしても頭に浮かぶの...
Ladies and gentlemen
JALが10月1日から放送での呼びかけに使ってる「Ladies and gentlemen」を止めるとのニュースが数日前に流れました。もう20年くらい前ですが知り合いの先生が国際学会で司会をやられた時「Good morning, gentlemen and ladies」と言い、本人はまったく違和感なく、間違ったとも思わず、役割を終えたそう。その夜のレセプションで、「あなたは典型的な日本人ね!」と女性科学者からからかわれて、初めて間違って言ったのに気付いた次...
Survivor へこたれない子
「忘れられた花園」上下巻、読了。場所はオーストラリアとイギリス、時代は1900年前後、さらに1913年、1975年、2005年、さらにその主人公の女性たちが入れ替わる。さらに主人公のひとり、イサベラ作のお伽噺が随所にちりばめられ、謎解きのキーになったり、逆に謎が深まったり。読者は俯瞰的に各時代の各主役の気持ちや行動の意図などの情報を提供されているけれど、作中人物はもちろんその情報は知らされていない。入り込んだスト...