吉良上野介は討入りに値するほどの悪人?
24, 2016 07:07
仮名手本忠臣蔵第三部を観てきました。
今回は第8段の「道行旅路の嫁入」から第11段の「討入り」まで。
8段、9段は主君の切腹で難しくなった、いいなづけ小浪のいいなずけの
力弥への嫁入りに対する武士としての心持ちと親心。
10段では浪士に武具を準備している天河屋が息子を人質に取られても
「天河屋義平は男でござる」と頑としてそれを隠し通す様。
討入りを取り巻く人の情、気持ちが描かれていて、見入りました。
40名を超える浪士と吉良方の侍の戦いはダイナミックで、舞台が
変わって楽しめました。
で、終わってぽつっと、思ったのが、「吉良上野介は討入りに値するほどの悪人?」
確かに一方は切腹、一方はお咎めなしは不公平と言えば、不公平。
でも、殿中で刀を抜いたのは内匠頭だけ。
それに処罰を決めたのは、幕府。
もし、仇を取るなら、幕府では。
また本当に理不尽なほどの虐めがあったのか。
調べてみると、内匠頭の鬱病説、幕府の陰謀説etc、虚実入り乱れて
書かれれば書かれるほど脚色され、何が真実かよくわかりません。

着ていったきものは、濃紺の万筋が描かれた紬。
それに博多帯を合わせました。
帯揚げは着付けを習っていた教室のイベントでいただいたものです。
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