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お茶関係の美術館をはしご

2019年12月15日
お出かけ 2

23区の南西側にあって出かけるのに不便な五島美術館静嘉堂文庫美術館
ちょうどお茶関係の企画展をやっていたので、打合せを兼ねて行ってみました。





上野毛駅で待ち合わせて、五島美術館に。異常気象のせいか、いまだに紅葉が残っています。





こちらでは14日から「茶道具取合せ展」を開催。
館内の庭にある茶室、「古経楼」と「冨士見亭」での茶会を想定した所蔵の茶道具の取り合せを展示。

後鳥羽天皇が熊野詣の際に催した歌会の和歌をお軸として使用。
熊野古道に通って知った、熊野古道フリークの天皇(上皇)と藤原定家が嘆いた熊野行幸。いつの行幸でのかしらとついつい興味が湧いて


お道具では楽茶碗や光悦の赤楽、また茶会での懐石の道具など、少し地味ですが、その分落ち着いた雰囲気を醸し出していました。
光悦の赤楽「十王」はそれほど大きくありませんが、口が丸みを帯びて少し閉じ加減のところ、色の感じが大好きな「雪峯」を彷彿させました。





園内は最後の紅葉。野趣に富んだ紅葉の向こうにかすかに二子玉川のビルが見えて、そのコントラストに惹かれたり。





静嘉堂文庫美術館五島美術館同様、最後の紅葉を楽しませてくれました。
「名物裂と古渡り更紗」展は12月15日まで開催のせいかこんなにと思うほどの人の入り。

茶道具の展示の時はどちらかというと名器の脇役として展示されているように思えたお仕覆、それに更紗。それが今回は前面に。
国宝の曜変天目、重文の油滴天目を包むお仕覆、茶入、棗を包むお仕覆、それをまた箱に入れ(時には二重に)、大切に仕舞う。





包むお仕覆は1枚だけでなく、複数枚ということもあり、器だけでなく、それを包む裂も大切にして愛でる。
包むもの、包み込むもの双方を大切にする日本の文化の一端を堪能したひと時でした。





美術館から遊歩道を歩いて二子玉川駅に。
寒暖の差の激しい日が続いていますが、この日は気温も上がって、日差しが暖か。
四季の定義では12月は冬となっていますが、感覚的には晩秋。
茶道具だけでなく、晩秋の紅葉を愉しめた、貴重な1日でした。







誘ってくれてありがとうございます!!
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スミレ(小紫)
Admin: スミレ(小紫)

山好き、犬好き、読書好きの理系女。時折産業翻訳をしつつ、ゆったりと人生のたそがれ時を過ごしたいと心がけています。

Comments 2

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よっちん  

本阿弥光悦という人は
多才な人だったようですね。

京都の洛北にある光悦寺は
隠れた紅葉の名所ですよ。

応援ぽち

2019/12/15 (Sun) 13:49
スミレ(小紫)

スミレ  

To よっちんさん

光悦の作った茶碗が大好きで、出展されていれば見るようにしています。
光悦寺は源光庵に向かいにあるお寺ですね。
イメージ的にお寺というより、茶室が多かった記憶があります。

2019/12/15 (Sun) 21:45