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読んでいる本、読んだ本

2019年11月15日
本の虫 2

順番待ちして数か月で借り出した酒井順子の「家族終了」。賛否両論あるようですが、今回の本は読み流すことができなくて、じっくり読んでいます。





生育家族創設家族から始まって息子を介しての嫁姑の関係、祖母の存在、家庭科での学習内容についてなど(ここまで読んだところ)、考えさせられる点、多々です。





もう1冊これと並行して先に読み終わったのが「死に山: 世界一不気味な遭難事故《ディアトロフ峠事件》の真相」。1959年、冷戦下のソビエトのウラル山脈で発生した不可解な遭難事件。「未知の不可抗力によって死亡」とされたことからいろいろな憶測を呼んだ事件を、50年以上経った2012年にアメリカ人の映画作家がこの謎に挑みます。

事件の起きた1959年と2012年現在の状況が時代背景とともに交互に臨場感溢れて書かれています。当初は冷戦時の山岳地帯での謎の死亡事故という表面的なところが気になっていましたが、読み進むにつれその時のトレッキングクラブの状況、学生たちの山への情熱、岳友との交流などに引れて行きました。
考えてみれば私の学生時代により近いのは2012年ではなく、1959年 近在の人や営林署のトラックにお願いして山の麓まで載せてもらう、また使っていた山の装備など頷ける記述が、学生時代を思い起こさせます。

面白くて、夢中になて読んだのですが、いかんせんロシア人の名前が頭に入らない しかも名前で書いたり、苗字で書いたり、愛称で書いたりで、登場人物の確認には四苦八苦。
悲惨な事件だけれど、50年経って科学の進歩によって解明された原因。タイトルがおどろおどろしい割には読後感は悪くありません。

貸出期限内に何とか読み終えようと、外出時にも重くても持ち出した甲斐ありです。






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スミレ(小紫)
Admin: スミレ(小紫)

山好き、犬好き、読書好きの理系女。時折産業翻訳をしつつ、ゆったりと人生のたそがれ時を過ごしたいと心がけています。

Comments 2

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よっちん  

そうそう、ロシア文学を読む時に
一番しんどいのは登場人物の名前です。
名前が長くて覚えられません。

ドストエフスキーの作品なんて
小説の内容の難解さよりも
人名の難解さで読むのを断念してしまいます。

応援ぽち

2019/11/15 (Fri) 21:18
スミレ(小紫)

スミレ(小紫)  

To よっちんさん

聞き慣れていないせいもあり、大変ですね。
入口で止まってしまうのは。残念です。
ドストエフスキーを苦労して読んだのを思い出しました。

2019/11/16 (Sat) 07:43